今日は何読もう。何観よう。

旅と読書と美味しいものと。

【映画】-29 『ブレードランナー2049』満を持して封切のSF金字塔続編

 

※この記事は、映画の内容について重要なネタバレを含みます。ネタバレを好まない方は映画を見た後お読みください。

 

予告を見て待ちかねていた『ブレードランナー』続編を見てきました。

www.bladerunner2049.jp

初版から、35年の時を経て公開された続編は、ファンにとってはまさに"待望"と言ってよいでしょう。

私は、残念ながらリアルタイムを経験していない層ですが、後続のSF作品に多大な影響を与えた前作からどのような新たな指針を示すのか、興味深く足を運びました。

 

ブレードランナーとは?

そもそも『ブレードランナー』がどういった作品かを知らない層が大半だと思います。

(私自身、現在25才であり前作公開当時はこの世に影も形もありません)

2019年11月のロサンゼルス。環境破壊により人類の大半は宇宙に移住し、地球に残った人々は人口過密の高層ビル群が立ち並ぶ大都市での生活を強いられていた。宇宙開拓の前線では遺伝子工学により開発されたレプリカントと呼ばれる人造人間が、過酷な奴隷労働に従事していた。しかし、レプリカントには製造から数年経つと感情が芽生え、主人たる人間に反旗を翻すような事件が多発する。レプリカントは開発したタイレル社によって安全装置として4年の寿命が与えられたが、後を絶たず人間社会に紛れ込もうとするレプリカントを「解任(処刑)」する任務を負うのが、警察の専任捜査官「ブレードランナー」であった。
タイレル社が開発した最新レプリカント「ネクサス6型」の一団が人間を殺害し脱走、シャトルを奪い、密かに地球に帰還した。タイレル社に押し入って身分を書き換え、ブレードランナーを殺害して潜伏したレプリカント男女4名(バッティ、リオン、ゾーラ、プリス)を見つけ出すため、ロサンゼルス市警のブレードランナーを退職していたリック・デッカードが呼び戻される。デッカードは情報を得るためレプリカントの開発者であるタイレル博士と面会し、彼の秘書であるレイチェルもまたレプリカントであることを見抜く。人間としての自己認識が揺さぶられ、戸惑うレイチェルにデッカードは惹かれていく。…

出典:wikipedia

本作でも引き続き重要な役割を担う、"ブレードランナー""レプリカント””デッカード””レイチェル”などのキーワードについて知るためにも、前作を事前に見ておく必要があります。

そもそも30年以上も前に公開された『ブレードランナー』の続編がここまで注目される理由は、この作品のSF界に与えた影響の大きさによるのでしょう。

movie.smt.docomo.ne.jp

未来の、ハイテクでありながら退廃的な世界観

ブレードランナー』以前が未来への希望にあふれた世界を示していたとすると、以後はテクノロジーや未来の負の側面も描くようになっています。

影響を受けたと考えられる作品は数多ありますが、例えば攻殻機動隊の街並みやマトリックスの荒廃した世界など、後続SF作品の世界観に影響を見ることができると思います。

この『ブレードランナー』にも原作があります。

フリップ・K・ディック(彼自身もSF小説界の先駆者で大御所です)の『アンドロイドは

 電気羊の夢を見るか?』が映像化にあたっての下敷きとなっています。

アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF (229))

アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF (229))

 

 必ずしも、ストーリーは一致しませんが、世界大戦により荒廃した世界や人間と一見見分けのつかないアンドロイド、そしてアンドロイドと判別する方法とブレードランナーなど、キーワードは映画でも踏襲されています。

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おすすめの経済小説/金融小説

読書が趣味で、金融業界に身を投じたのも本から影響を受けたことが理由の自分としては、今後の就職や転職を考えている方、もしくは純粋に面白い経済小説を読みたい方に「この経済小説を読んでほしい」という本をご紹介したいと思います。

 

ハゲタカ

新装版 ハゲタカ(上) (講談社文庫)

新装版 ハゲタカ(上) (講談社文庫)

 

 真山仁の代表作です。

 バイアウトファンド代表の鷲津を主人公とするシリーズです。

"ハゲタカ"と揶揄されるバイアウトファンドの仕事の実体や「本当の意味で社会や会社の利益になることは何か?」などテーマがとても興味深いです。

作者は元記者であり、それぞれの作品は業界の人々へのヒアリングから緻密に構成されています。

特に、東芝の問題のほか、近年現実でもファンドが影響力を増しているので彼らの仕事の一端でも知るために本作を読んでみてはいかがでしょうか?

 

巨大投資銀行(バルジブラケット)

巨大投資銀行(上)

巨大投資銀行(上)

 

元銀行員の黒木亮作品。

日系都市銀行から外資投資銀行に転職した桂木視点で、外資投資銀行の内情を描いています。

黒木氏の経験や実際にいた人物(有名トレーダー)を題材にしているため、リアリティがあります。

黒木作品は業務内容の描写と専門用語の解説が詳しいのが特徴です。外資系の金融機関に興味がある方は、一度手に取っていただきたいです。

 同じ作者の作品では、シンジケートローン業務にフォーカスした『トップレフト』もおすすめです。

 

スコールの夜

スコールの夜

スコールの夜

 

 財務省出身の芦崎笙作品。

都市銀行に勤務する女性キャリアの苦難・壁を描いています。

オレたちバブル入行組』等の半沢直樹シリーズは、半沢直樹という中堅層が政治闘争の末、キャリアコースから外れてもなお、反骨精神でのし上がっていくストーリーが共感を呼び人気を博したものと思います。

本作を読んでいただければわかりますが、現実はそんなにうまくいきません。

 主人公環(たまき)は、本店初の女性管理職/経営企画部所属と疑うことなきエリートです。彼女を待ち受けているのは、女性に対する偏見や経営幹部同士の派閥争いなど見えない闘いです。彼女は、都市銀行における憎悪にまみれた世界を何とか乗り切ろうとしますが、最後まで巨大組織の軋轢に板挟みにあい、心を削られます

半沢直樹の逆転ストーリーも面白いですが、リアルな世界を感じたい方には本作をおすすめします。

 

キャピタル

キャピタル

キャピタル

 

 戦略コンサル出身の作者2作品目。2作連続で芥川賞候補作になっています。

個人的にとても注目しています。

本作は、コンサルティングファームで働く僕が、1年間の休暇(サバティカル)の間に、バイアウトファンドの先輩からの依頼を受けてある女性の謎を解き明かす内容です。

登場人物は、作者の経験や周辺の人物を参考にされていることを除けば、全体のストーリーはそれほど斬新とは思えません。いわゆるトップティアの人々が描かれていますが、全く仕事の内容が描写されることがないのが特徴です。

本作の最も興味深いのは、芥川賞候補作になっている通り、その文体です。

無駄のない、とても無機質な文体です。

ストーリーには、もちろん起承転結の起伏がありますが、文体には起伏がないので、淡々と物語が進んでいくように感じます。

作者の1作目として短編集の『シェア』もおすすめです。

いずれも、作者が会社員時代に経験した、もしくは、友人から見聞きしたであろう話が骨子になっていると思うので、今後どんな作品を発表するか楽しみです。

 

不毛地帯

不毛地帯 (第1巻) (新潮文庫 (や-5-40))

不毛地帯 (第1巻) (新潮文庫 (や-5-40))

 

 山崎豊子代表作の一つです。

第2次大戦で、大本営情報参謀だった主人公壱岐が、シベリア抑留を経て商社での第2の人生を歩む物語。

シベリア抑留中の地獄のような世界と商社での第2の人生における政治闘争

全く異なる世界ですが、争いに身を投じているという意味では同じです。

本作は、唯一金融業界が登場しない作品ではありますが、軍から商社へ転職した異色の人物の人生を描いている点、山崎氏の緻密な調査に基づいた重厚な文章。

新潮文庫で数百ページ全5巻とかなり長い作品ですが、壱岐の第2の人生を体験できるのでぜひ読んでいただきたいです。

 

 

 これまで読んだ中でも、特に気に入っている5作品をご紹介しました。

真山氏、黒木氏は、このほかにも金融小説を書いていますし、他にもたくさんの作家さんがいますのでぜひ読み比べてみていただきたいです。

 

【映画】-28 『ダンケルク』名もない英雄たちの物語

※この記事は、映画の内容について若干のネタバレを含みます。ネタバレを好まない方は映画を見た後お読みください。

B級映画ばかり見ているわけではありません。

公開当初から名作の呼び声高い『ダンケルク』を見てきました。

wwws.warnerbros.co.jp

映画作品として、非常に面白かったですがまだ見ていない方にはいくつか注意してほしいことがあるのでご参考になればと思います。

 

前提知識

自分は、あまり第二次大戦当時の状況に詳しくない中で本作品を鑑賞し、場面転換を追いかけるのにかなり苦労しました。

まず、タイトルの『ダンケルク』とは、フランスの北端、ベルギーとの国境付近にある港湾都市です。

ダンケルクの戦い(ダンケルクのたたかい、仏: Bataille de Dunkerque, 英: Battle of Dunkirk)は、第二次世界大戦西部戦線における戦闘の一つで、ドイツ軍のフランス侵攻の1940年5月24日から6月4日の間に起こった戦闘である。追い詰められた英仏軍は、この戦闘でドイツ軍の攻勢を防ぎながら、輸送船の他に小型艇、駆逐艦、民間船などすべてを動員して、イギリス本国(グレートブリテン島)に向けて40万人の将兵を脱出させる作戦(ダイナモ作戦)を実行した。

出典:wikipedia

 

加えて、戦闘機の知識もある程度あった方がいいと思います。

特に何の紹介もなく、空中戦が始まるのでどちらがどちらの陣営の戦闘機かわからないと戦闘の状況が理解しづらいです。

以下は本作で登場するイギリス・ドイツ軍の各戦闘機です。

とりあえずなんとなくのデザイン等覚えておけば戦闘シーンの状況が把握しやすくなると思います。

スピットファイア Mk XVI

 

スーパーマリン スピットファイア(Supermarine Spitfire)は、イギリスのスーパーマリン社で開発された単発レシプロ単座戦闘機である。第二次世界大戦においてイギリス空軍を始めとする連合軍で使用された。1940年のイギリス防衛戦(バトル・オブ・ブリテン)の際に活躍、イギリスをドイツ空軍の手から救った救国戦闘機として有名である。
楕円形の特徴的な主翼を持ち、翼断面は高速を発揮するために薄かった。主任設計技師であるR.J.ミッチェル(1937年死去)とジョセフ・スミスを始めとする彼の後継者たちによって設計されたスピットファイアは、パイロットたちからの支持は厚く、第二次世界大戦のさまざまな状況で活躍した。基本設計が優秀であったことと、戦況に応じたエンジンの出力向上(しかも排気量はグリフォン・エンジンまで変化していない)によって長期間にわたり活躍し、23,000機あまりが生産され、1950年代まで使用された。

出典:wikipedia

 

メッサーシュミット Bf 109 E

Bf 109(Bf 109)は、第二次世界大戦におけるナチスドイツ空軍の主力戦闘機。世界で初めて一撃離脱戦法を前提に開発されたとされ、機体重量に比し小さく薄い主翼を持ち、モーターカノンや主脚のエンジンマウントなど、特徴のある設計となっている。本機の生産数は30000機を超え、歴史上もっとも生産された戦闘機であると同時にエーリヒ・ハルトマンやゲルハルト・バルクホルンといったエースパイロットを輩出させた。
1934年、バイエルン航空機製造(Die Bayerische Flugzeugwerke、BFW)で開発が開始され、翌1935年、生産開始。設計主任は、かつてBf 108を設計したロベルト・ルッサー技師。後にバイエルン航空機製造はメッサーシュミット社となった。

出典:wikipedia

 

3つの物語が交差する

本作は陸・海・空の3つの物語が交差します。

陸では、ドイツ軍に包囲され撤退を待ちわびる絶体絶命のイギリス・フランス軍

海では、包囲された味方を救うためダンケルクに向かうイギリスの民間船。 

空では、陸軍を救うため飛び立つイギリス空軍。

序盤はそれぞれの物語が別々に展開され、かつ、それぞれが断片的に描写されるため状況を追いかけるのが大変です。

しかし、これらバラバラに展開されていた物語がラストシーンで1つに繋がります。

それぞれの物語を見ていく際は、別の場所でその行動がどういう意味を持っているかチェックしてみてください。 

 

ほぼセリフなしで展開されるストーリー

自分の中で最も新鮮だったのは、映画全編を通してセリフがほとんどないということです。

昔の無声映画を見たことのある方は懐かしく思うのでしょうか?

それぐらいに言葉が少ないです。

また、登場人物が誰なのかもほとんどわからず話が進んでいきます。

一応、若い兵の1人(トミー)が主人公としてメイン視点で描かれてはいますが、あくまでもストーリーは総体としての描写です。

 セリフなしで、様々な兵の動き/状況の変化などがその場の状況を伝える本作の製作方式は、個人的にはとても新鮮でした。

 

おわりに:生への執着を描く

ダンケルク』を見ると、だれもが生きることに必死で、何としてでも生きようとする姿に戦争当時の空気感であったり、主人公たち若者の本音の部分が垣間見えます。

撤退に向け、イギリス軍が船を差し向けますが、英仏合わせて40万人以上もの人員をドイツ軍の攻撃を退けながら収容し、無事撤退させるのは容易ではありません。

当初、本作戦(イギリス側では"ダイナモ作戦"と呼ばれたようです)は、4.5万人を2日間で撤退する予定だったようです。収容想定人数からしても全く全員を助けることができず、フランス軍は最初乗船できなかった様子についても描かれています。

何としてでも船に乗り助かりたい」というそれぞれの思惑が随所に現れます。

たとえば、トミーとギブソンは、浜辺で爆撃に遭ったあと、遺体の中にかすかに息のある兵を見つけ担架で救護船に運び込むことを目指します。

これは、もちろん重傷の兵を救いたいという思いもあるのかもしれませんが、「患者を運ぶことで救護船に優先的に乗れるかもしれない」という期待のもとに桟橋まで急いでいるものと思われます。

その証拠に、彼らが患者とともに乗り込もうとしますが、船員に止められ、しぶしぶ船を下りていく姿も描かれています。

 戦争映画にもかかわらず、戦闘シーンはほぼなし、流血シーンもなし。

どこまでも過酷な環境で「生きる」ということにフォーカスした作品でした。

 

ダンケルク 完全版 DVD BOX 史上最大の撤退作戦・奇跡の10日間

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【映画】- 27『銀魂 多方面に喧嘩を売るパロディのオンパレード』

※この記事は、映画の内容について若干のネタバレを含みます。ネタバレを好まない方は映画を見た後お読みください。

 銀魂実写版ががなかなか評判良かったので見てきました。

原作はそろそろ完結といった感じです。

wwws.warnerbros.co.jp

 

原作はパロディのオンパレード

原作はジャンプで連載中のギャグ漫画。

パロディのオンパレードです。

matome.naver.jp

 色々なところに迷惑をかけたからか、アニメも打ち切りからの復活という事態を経験しています。

しかも、原作とアニメでパロディの中身が違ったりします。文章と動画で伝わり方が違うからでしょうか(単に許可が取れなかっただけのような気もする)?今回も映画仕様ですね。

 一応、原作では比較的前半部分の紅桜編をベースにしているので、該当箇所を原作とアニメも合わせて見比べると面白いかもしれません。

 

キャストが豪華

キャストがとても豪華です(ネタの登場含め)。

小栗旬(坂田銀時)

坂田銀時

 

 

 

 

 

 

 

主役の銀さん役は、小栗旬です。

過去に原作マンガやアニメにも登場している(おそらく当初は無許可パロディ)ため縁があったのでしょう。

出典:銀魂実写版「小栗旬之助の件で訴訟を起こしてもいい」小栗旬に脅されて撮影現場に来る空知先生が可愛い - NAVER まとめ

 

・菅田将輝(志村新八)

志村新八

 

 

 

 

 

 

 

 新八役は、菅田将輝。『帝一の國』の野心あふれる主人公帝一を演じたり、『DEATH  NOTE Light up the NEW world』のサイバーテロリスト紫苑優輝を演じたり、ジャンプ系マンガの実写化とは縁があるようですが、その役柄も多彩です。

 

・橋本環奈(神楽)

神楽

 

 

 

 

 

 

 

 1,000年に1人の美少女こと、橋本環奈を神楽役で起用するあたりに銀魂らしさを感じます。神楽はもちろんボケ担当(銀魂にボケ担当じゃないキャラの方が少ないですが)ですし、身体を張ったネタも多いです。

ちなみに例の写真もメタ的に登場します。

f:id:hiroki0412:20171015172403p:plain

出典:橋本環奈「奇跡の一枚」画像が人気の理由&カメラマンまとめ【1000年に一人の美少女】 | AIKRU[アイクル]|女性アイドルの情報まとめサイト

 

長澤まさみ(志村妙)

志村 妙

 

 

 

 

 

 

 

 

お妙さんに長澤まさみを起用したプロデューサーGJ!

今回、長澤まさみ出演が映画を観る決め手になったと言っても過言ではない…

 

今回初めて原作を読ませて頂いたのですが、この作品を福田監督が撮ったら必ず面白くなると思い、受けさせて頂きました。女の人は潜在的に優しい部分と強い部分を持ち合わせていると思うのですが、妙の柔らかい素顔と強い素顔はその二つの顔を表現していてそれこそが妙の魅力だと思います。今まで、変顔に近いお芝居をしたことがなかったので、いままでとっておいて良かったなと思いました。

出典:実写映画化! 7.14公開 映画『銀魂』公式サイト

 

あれ???原作読んだことなかったの???大丈夫???

でもかわいいから気にしません。

そもそも、ジョジョで伊勢〇友介という戦犯がいましたし、あれ?そういえば前に2人の間で付き合っている報道が出ていたような…

 

・その他

その他、パロディ登場で「これほんとに許可撮れたのか???」となった登場キャラとしては、ジ〇リの〇〇とか、バ〇ダイロボットアニメの〇〇とかです。

映画なのでさすがに許可取ってるのでしょうが、びっくりする面子です。

 

まとめ:どうせならネタ回だけで

 個人的にはかなり満足でした。

原作の良さであるパロディ・メタ的ギャグをできる限り盛り込み、しかも映画オリジナルで展開されていました。

ただ唯一気になったのは、紅桜編をベースとしていたことです。

紅桜編は原作初期の話ですが、過去の攘夷志士としての仲間である高杉(堂本剛)との再会などがストーリー上重要です。それ以降、かつての仲間同士が敵対する間柄として幾度もあいまみえることになります。

と、言った感じで、原作としては紅桜編は導入でありつつもその後の展開上重要な位置を占めていると言ってよいでしょう。しかし、2時間程度の映画の中で、あえて時間を割いてシリアスな展開含む紅桜にまつわる話をまとめる必要があったのでしょうか?

いっそのこと、原作のネタ回だけで1本作ってみてもよかったのではと勝手に思いました。

 まあ、ヒットしたときの次回作につなげるためということもあるのだと思うので、次は更なるネタ映画としての製作に期待です!

 

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有名人の事業参入について

 

最近有名人の企業が増えてますね。

昔から、タレント・スポーツ選手は、引退後(ピークを過ぎたころ)に飲食店を開業する例はたくさんあったものと認識しています。

ここ最近話題に上がっているのは、現役の有名人が事業に携わる形です。

例えば、1番最近だと柴咲コウさんがメディア/音楽/ECなどを事業領域とするレトロワグラースを設立して話題になっています。

www.l3g.jp

そのほかにも思いつくだけでも、サッカー日本代表本田圭佑選手や音楽グループサカナクションの山口一郎さんなども事業に携わっています。

honda-estilo.com

nf.sakanaction.jp

 

なぜ、彼らは本業の傍ら事業にチャレンジするのでしょうか?

まず、有名人が起業するメリット/デメリットについて考えてみます。

そして、今回のレトロワグラースのファイナンスから、有名人が行う事業を投資家として見た場合についても考えてみます。

 

 目次

 

知名度を利用できる

 有名人が事業を始めることの最も大きなメリットは、"自身の知名度を利用できること"でしょう。

ベンチャー企業にとっては、どれだけ良いサービスを作っても、知られなければ売れません。

その点では、すでに人気を得ているタレント等は格好の広告塔であり、マーケティングコストを節約しつつサービスの普及を行える可能性があります。

そもそも、有名人が事業を行うこと自体は珍しいことではなく、引退後に飲食店を始められる方や所属事務所から独立し個人で事務所を設立する方など、そもそもがサラリーマンよりも自分自身をマネジメントする=経営するという意識が強い人たちなのだと思います。

 

有名人は経営に関して素人

当たり前ですが、有名人の多くは会社の経営に携わったことのない、ましてや事業会社で働いたことがない人がほとんどでしょう。

そういった有名人たちは、経営に関して素人(経営のプロがなんなのかわかりませんが)なので、あらぬ方向に事業運営が迷走してしまうこともあり得ます。

できれば、実際の運営はより実務を理解した方々と一緒に行うべきでしょう。

一方で、最近事業を始められている方々は、決して「自分の本業とかけ離れた事業」に参入しているわけではないという印象を持っています。

本田圭介選手がサッカーのクラブチームの運営に参加したり、柴咲コウさんが音楽・メディア事業を始めるのも、全く異なる領域というよりも自身の経験してきた領域の川上や周辺に視野を広げた結果だと思います。

 

ファイナンス的に思うこと:レトロワグラースvaluation

個人的には、有名人が事業を始めること自体は「好きにすれば?」という感じです。

今回気になったのは、柴咲さんの会社がVC等から1.6億円も調達したこです。

www.nikkei.com

 女優で歌手の柴咲コウさんが設立し、最高経営責任者(CEO)を務めるIT(情報技術)関連企業のレトロワグラース(東京・港)がBダッシュベンチャーズ(同)などから約1億6000万円の資金を調達した。IT企業などの育成で実績のあるベンチャーキャピタル(VC)の支援を受け、ネットサービスや電子商取引などの事業を拡大する。

 レトロワグラースの実施した増資をBダッシュなどが引き受けた。出資比率は柴咲さんが50%超となり、残りの株式をBダッシュやゲーム制作のモブキャストなどが保有する。

 新会社は会員制の交流サイト運営や日用品・生活用品の販売、音楽事業を手掛ける。米国では女優のジェシカ・アルバさんが幼児用品の販売会社の運営で実績を上げるなど「二足のわらじ」を成功させる事例が出ており、レトロワグラースも将来的に新規株式公開(IPO)を目指すという。

出典:日経新聞

設立から1年足らずのいわばシードステージで1.62億円も調達できるイケてるサービスなの???そもそもIPOできるの??? 

じゃあ、実際誰がどのくらいの株式比率で保有してるんだというのが気になったので、検索してみると出てきました。

 ここからは、多分に推測が入りますがご容赦ください。

余裕があれば、あとから登記内容をチェックします。

今回の調達までの資本移動とvaluationを妄想してみます。

 

f:id:hiroki0412:20171014153753p:plain

2016/11は設立時の資本構成です。HP上の資本金は8,450万円となっており、今回の調達額は16,200万円となっています。HPの記載はいわゆる資本金計上額で、実際は、会社法445条1号2項の規定に基づき、2分の1は資本準備金に計上しているものと思われます。

このことから、繰越損失等を無視した絶対額の純資産は、調達後で16,900万円で、調達前の当初純資産が700万円であったと推測できます。

上記、資本政策の設立時点では、100%株主であったCEO柴崎コウさんが、700万円の出資にあたってレトロワグラース株100株(株価70,000円)で引き受けたものとしました(ここは現在未確認です。よくある数値として設立当初100株発行を想定しました)。

続いて、今回(2017/10)の調達をシリーズAとし、上記の調達後株式保有割合を用いて、①モブキャスト②アライドほか投資家の2組にどの程度の株式が割り当てられたかを想定しています。なお、株式比率は、そのまま利用すると100%を超えるため数値を丸めています。

これによって、(100株ベースとした場合)今回の調達でモブキャストに43株、その他投資家に29株の合計72株が発行されたことがわかります。ここから直近株価は22.5万円(16,200万円÷72株)、調達後時価総額は約3.9億円(22.5万円×172株)であると推測しました。

比較対象もなければ、財務状況も事業計画も知りません。ただ、設立1年足らずの会社に対するvaluationとしてpre valuで2.2億円はかなり破格ではないかと思います。

すでに知名度のある柴咲さんが始めた事業であること、ファンクラブ事業をスターダストから引き継いでいることなどを考慮しても、まだそこまでの収益は立っておらず、今後の成長に対する期待値だろうと想像できます。

気になるのは調達後の持株比率です。すでに今回の調達を経て柴咲さんの持株比率は約58%です。IPOを考えて事業を成長させていくとすると、もう1回くらいはエクイティファイナンスをする必要が出てくるのではないかと思っていますが、過半数を維持しつつ必要額を調達していけるのかとても興味深いです。

(まあ、オフィスの住所が同じだというモブキャストが実質的な経営を行っているとすると両者合わせての過半を維持できていればいいのかもしれませんが…)

 

結論:有名人であることは良くも悪くも事業に影響している。

レトロワグラースのvaluationを見ると、有名人であることは間違いなく事業の評価にも影響しています。

一方で、1人の有名人の評価や能力に依存した事業は、企業の事業継続性の観点からはネガティブです。非上場の間は、好き勝手やっても多少は問題ないでしょうが、上場を目指すのであればgoing concernという株式会社の本来的な存立前提をいかに達成するかが求められます。一般的なベンチャーでも往々にして創業者の社長や役員がキーマンになっているため、役員の動向を投資家は注視しています。ベンチャー企業は、IPOに向けて事業を継続できる組織を徐々に構築していく必要があります。

 

たとえば、糸井重里さんが社長を務めるほぼ日刊イトイ新聞(ほぼ日)は、糸井さん依存の事業運営を改め、持続可能な会社とするために"逆説的に"上場を目指したようです。

www.nikkei.com

糸井さんは、コピーライターとしてサラリーマン時代を過ごし、売れっ子となって独立するなど、いわゆる"有名人"とは異なりますがこのIPOに対する考え方は興味深かったです。

 

それに対して、柴咲さんの会社は、「なぜIPOを目指すのか」がよくわかりません。このタイミングでVCが入っているためExitありきの事業運営になるはずです。

ただ、Exit以外でIPOを行う意義はあるのでしょうか?

もちろん他のベンチャー企業IPOの目的を「更なる資金調達し会社を成長させるため」や「企業としての信用力を高めるため」など、適当な言い訳をつけているにすぎず、究極的にはExit目的です。

レトロワグラースは、スターダストから柴崎コウファンクラブ事業を引き継ぐなど、経営者と事業の密接さが他の事業とは比べ物になりません。そうした中で、あえて上場可能なレベルにコーポレートガバナンスを整備しIPOを目指す必要性が自分には見当たりませんでした。

この事業運営者「有名人である」ということは、投資家としてはあまり歓迎できることではないように感じます。しかし、これも古い発想で、今後はこういった事例が増えてくるのかもしれません。まずは今回の動きを注視したいなと思いました。

 

 

 

 

【映画】-26 『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』解釈が必要な作品

※この記事は、映画の内容について若干のネタバレを含みます。ネタバレを好まない方は映画を見た後お読みください。

打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』を観ました。

君の名は。』の影響からか、普段アニメを見ない層も多く鑑賞したようで、賛否両論という感じですね。

 

www.uchiagehanabi.jp

 

シャフト+新房監督+神前暁≒”化物語

 もともとシャフト感全開の作品という前評判を聞いていましたが、実際見てみるとシャフト作品以外の何者でもないなという感じでした。

もう「化物語」かよとツッコミたくなるくらい。

例えば、キャラクター。

ヒロインのなずなは最後まで「あれ?戦場ヶ原じゃない???」という感じでした。

描写。

特に、学校の構造(異常に長い螺旋階段と全面ガラス張りの壁)はまんま化物語

カット。

細切れにあらゆる角度でのカットを挿入するのもシャフト感がすごいです。

 

ただ、目新しい表現もあります。

例えば、プールでの描写。

典道が全身総毛立たせるシーンがありますが、これはジブリ的ですね。

新しい表現にも挑戦しているようです。

 

内容はよくあるタイムリープもの

本作はよくあるタイムリープものです。

もともとは、テレビドラマが原作のようです。

youpouch.com

ただ、ドラマ版ではタイムリープは補助的な役割だったようです。

 

タイムリープ+恋愛青春 アニメ映画といえば、『時をかける少女』ですね。

 直近で爆発的ヒットとなった『君の名は。』もタイムリープものに数えていいと思います(どちらかというと男女入れ替わりがメインですが)。

 

日本人は時間移動が大好きですね。

幼い頃からドラえもんを見て、タイムマシンに憧れているからでしょうか?

 

ここにも現れる川村元気

本作の企画プロデュースは川村元気氏です。

「また出たか。」という感じです。

最近ヒット作の多くに名前を見かけます。

前述の『君の名は。』ヒットの立役者もそう。

f:id:hiroki0412:20170924002603p:plain

一方で、このプロデューサーというポジションは映画製作においてどのような役割なのかいまいちピンときていません…

ただ、『君の名は。』のヒットには大きな貢献をしたはずです。

新海誠監督は、元々『秒速5センチメートル』等の映像美が素晴らしい作品で知られてはいましたが、詩的で比較的淡々と進むストーリーからか、決して一般的に知られた監督ではありませんでした。

その新海監督の作品において、初めてのメガヒット作品に川村氏が関与していたことは、偶然ではないと思います。

 

ラストシーンの解釈

 ラストシーン。『君の名は。』のようなわかりやすいラストを期待していた人たちの間で議論が紛糾しているようですね。

kato19.blogspot.jp

ラストシーンでは、点呼のシーンでなずなと典道が教室におらず、祐介が一瞬映ったあと風車の下で風に揺れるナズナの花が描かれて終わります。

これはどういう意味なのか?

その直前で、なずなと典道は何度もやり直した最後の世界の中、ついに2人で花火を見ることに成功します。

ポイントは、「点呼でなずなは呼ばれず、典道は呼ばれたこ」「典道の欠席を先生が把握していなかったこ」。

なずなは転校が決まっていたので、名前を呼ばれないのも違和感はありません。

そうすると典道は?

以下のようなストーリーが考えられます。

 

①典道もなずなを追いかけて転校

②なずな転校のショックで休み

③なずなの転校を阻止することができ、2人で幸せを噛みしめている

④平行世界に残ったまま(死亡?)

 

まず①として、転校していったなずなを典道が追いかけていったパターン。次に、②なずなの転校を止められなかったことでショックの欠席。③は、なずなの転校を阻止し、2人で遊んでいる。④は平行世界に残ったまま元の時間軸では失踪してしまったというパターン。

特に④に関して、一部では「典道死亡説」も流れているようです。

ここで、点呼のことを考えると、「なずなはいない前提で典道はいる前提」であることがわかります。そうすると、①と③はそれぞれ可能性が低いように思います。

 

②はどうでしょうか?仮に、 その直前でなずなと結ばれた幸せを噛み締めた典道が、すでに決まっている転校によりこのような行動をとることには疑問が残ります。また、2人きりの世界に行き着いた際には「今日だけは2人で」と願っていました(と記憶しています)。

この点からもその後の運命に対する覚悟はあったのではないかと思います。

 

さて、④です。個人的には'典道が死んでいる'というのは極論だと思いますが、平行世界に残ったままということはありうるかなと思います。

しかし、そもそも平行世界に行くことで元々の世界で典道はいなくなるのでしょうか?

 

いずれについても疑問が残ってしまいました。

ここでもう一つのポイントが「最後のシーンがどの世界での時間軸なのか」です。

 

これは元々の(なずなが祐介を選んだ)世界で良いのではないでしょうか?

最後のシーンは風車とナズナでした。ここは元々の世界でなずなの転校という告白を受けた場所です。典道がなずなの転校を知るということが、タイムリープが始まる一つのきっかけであり、"スタート地点"とも言えます。

また、初めて不思議な球を使ってタイムリープした際には、風車が止まり逆回転することで時間の逆転を表現していました。ラストシーンでは、風車が時計回りに回っていることから、時間が通常通り流れていると考えられます。

 

結論は出ませんが、仮定として最終シーンが元々の世界だとすると、

②この場合、タイムリープは意識の分岐のようなもので、元々の世界も時間が進んでいるという前提です。

単純にこの世界では、典道はなずなの転校を止められていません。また、そもそも選ばれたのは祐介です。故に、なずな転校のショックと祐介に対する失望感から学校を休んでいる可能性があります。

 

 ④典道は、いずれかの世界に1人しか存在しえない、という前提に立ちます。

同じく、元々の世界で典道はなずなを引き留められていません。また、タイムリープのあといずれかのタイミングで失踪(ないしは死亡)している可能性があります。

なずなが球を入手したのが、亡くなった父の遺体付近からだったことも踏まえると、この前提ではなずなの父親タイムリープした可能性が高いです。


結局いろいろ考えてみましたが、明確な結論は出ませんでした…。

皆さんも鑑賞して考えてみてほしいです。

 

 

 

打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?公式ビジュアルガイド
 

 

 

 

【映画】-25 『ジョジョの奇妙な冒険 ダイアモンドは砕けない第一章』実写化の中では悪くない出来?

※この記事は、映画の内容について若干のネタバレを含みます。ネタバレを好まない方は映画を見た後お読みください。 

ジョジョの実写化第一章を怖いもの見たさで見てきました。

warnerbros.co.jp

第4部がベース

 本作は、漫画原作ジョジョの第4部がベースになっています。

 第3部、第4部、第5部あたりはシリーズの中でも人気が高いという印象です。

1年ほど前にTVアニメにもなりました。

jojo-animation.com

本作は人気があるだけに実写化は非常に評価が厳しくなりそう…

ちなみに映画も三章完結のようです。

4部は、初めての日本舞台であり、ある意味では最も実写化しやすいシリーズかもしれません。しかし、独特のタッチのキャラと無国籍に近い描写をいかに表現するのかが気になります。

また、ジョジョはどの部でもかなりの分量があるので、どこまで圧縮され誰が登場するのかが原作ファンとしては気になるところでしょう。

岸辺露伴吉良吉影くらいは出るとして、どの戦いがカットされるのか…

f:id:hiroki0412:20170918110554p:plain

http://jojo-animation.com/chara/rohan.html

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http://jojo-animation.com/chara/yoshikage.html

 

キャスト

山崎賢人(空条仗助)

 仗助役は、山崎賢人

最近は実写化映画に度々抜擢されていますね。

同じジャンプ作品ですが真逆と言ってもいい『斉木楠雄のψ難』での主演での公開が控えています。

正直、ジョジョの実写化で誰がいいかなんてよくわかりません。

 

https://warnerbros.co.jp/movie/jojo/cast01.html

 

伊勢谷友介(空条承太郎)

承太郎役は、伊勢谷友介。ここが一番のポイントです。前評判でも最も盛り上がってました。

なぜ盛り上がっていたか?

「あれ?伊勢谷さん、ジョジョたことないんじゃない?」とザワザワする演技を見せてくれたからです。

実際のところは、自分で作品を見ていただければわかりますが個人的感想としては、

承太郎ではなくただの"伊勢谷友介"

でした。

 

 https://warnerbros.co.jp/movie/jojo/cast02.html

 

神木隆之介(広瀬康一)

康一役は、神木隆之介。臆病だったところから戦いに巻き込まれ、徐々に強くなっていく康一は神木くんの雰囲気とぴったり合ってるように思います。

バクマン。』でもシュージン役をやってました(明らかにサイコ―と逆だと思っていていまだに納得いってません)。

 

https://warnerbros.co.jp/movie/jojo/cast03.html

 

新田真剣佑(虹村億泰)

億泰役は、新田真剣佑千葉真一さんの息子さんなんですね…イケメンだなぁ…

ちはやふる』の新役で賞を受賞していましたが、本作でも一番役にハマってたと思います。

 https://warnerbros.co.jp/movie/jojo/cast07.html

 

岡田将生(虹村形兆)

 形兆役は、岡田将生。岡田くんも実写映画引っ張りだこですね。アニメ/マンガの美形を表現しようとするとある程度人が決まってしまうんでしょうね。

銀魂』では、桂役です。

形兆は結構いい感じでした。

 

https://warnerbros.co.jp/movie/jojo/cast06.html

 

⑥小松奈々(山岸由香子)

山岸由香子は小松奈々。康一に異常なまでの愛を抱く同級生役です。

神木くんと同じく『バクマン。』で亜豆役を演じていましたが、どちらかというと本作のような少し影のある役の方が似合っているように思います。

『渇き。』の加奈子役が素晴らしかった。

1章では、あまり由香子について描かれなかったので2章以降に期待。

 

https://warnerbros.co.jp/movie/jojo/cast04.html 

 

まとめ-実写化の中では上出来?

 実写化映画は、すでに原作の人気が確立されているため一定の集客が予想できる一方、ファンの中でイメージが固まっている分作品作りを失敗すると黒歴史となりかねないギャンブルです。

特に、アニメ/マンガ原作はビジュアルイメージが固まっているので、配役等非常に難しいと思います。映画製作側であまりチャレンジすることもできません。

本作に関しては、かなりジョジョの世界観を描こうと努力した痕が見られ、大爆死した他作品よりは評価できると思います。

 ただ、ロケ地に関してはヨーロッパの街並みは明らかに浮いていましたし(日本設定で洋風背景の原作が悪いですが)、伊勢谷さんはもう少し何とかならんのかという感じでした。

ジョジョのディープなファンにはおすすめしませんが、ライト層は十分楽しめます。